- どうき
- I
どうき【動悸】胸がどきどきすること。 心臓の鼓動がふだんより激しくなったり, リズムが乱れたりすること。II
「~がする」
どうき【動機】(1)人が行動を起こしたり, 決意したりする時の直接の(心理的な)原因・きっかけまたは目的。「犯行の~」「執筆の~」「~が不純だ」
(2)〔英 motive; (ドイツ) Motiv〕(ア)〔心〕 人の行動を決定する意識的・無意識的原因。 動因。 (イ)〔倫〕 行動を規定する根拠となる目的意識を伴った欲望や衝動。 (ウ)〔法〕 犯罪および意思表示・法律行為を行う際の内的原因。 原因。(3)モチーフ{(2)}に同じ。IIIどうき【同期】(1)同じ時期。 同じ年度。「昨年~」
(2)入学や卒業, あるいは入社の年度が同じであること。 また, その人。 同期生。「~の友」
(3)機械の作動を時間的に連関させること。 シンクロナイズさせること。「ストロボをシャッターに~させる」
(4)二つ以上の周期的運動の周期が一致すること。 また, 一定の整数比になること。IVどうき【同気】(1)同じ気質。 また, 気のあった仲間。 同類。「~もとむる肉食群集/安愚楽鍋(魯文)」
(2)兄弟。 同胞(ドウホウ)。「親にも超てむつましきは~兄弟の愛也/太平記29」
~相求(アイモト)める〔易経(乾卦)〕同じ気質のものは自然に寄り集まる。Vどうき【同軌】〔わだちの幅を同じくする意〕同一であること。 同轍(ドウテツ)。VIどうき【道器】仏道を修めるに足る資質を備えた人。VIIどうき【銅器】銅・青銅で作った器具。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.